内容はイマイチでもストーンズのオープニングは最高
スーサイド・スクワッドを観ました。
この作品、公開当時は酷評されていましたが、音楽好きな人には悪くないのではと感じます。音大きめで見たら、私は首を振ってノリながら楽しめました。
というのも、劇中歌は誰もが一度は聞いたことがあるヒット曲のオンパレードなんですね。
- Eminemの「without me」
- the white stripesの「seven nation army」
- Queenの「bohemian rhapsody」
- AC/DCの「Dirty Deeds Done Dirt Cheap」
- Kanye Westの「Black Skinhead」
- Black Sabbathの「Paranoid」
音楽の使われどころがツボでした。でも、一番良かったのはやっぱりthe rolling stonesの「悪魔を憐れむ歌」で始まるオープニング!
映画の始まるワクワク感。オープニングだけもう一回見たいです。
ウィル・スミスまた世界を救う
あらすじは、以下の通りです。
舞台は、バットマンやらスーパーマンやらが活躍する世界。彼らのようなスーパーヒーローでは解決できない危機を前に、アメリカ政府は凶悪犯たちを集めて特殊部隊「スーサイド・スクワッド」を結成します。メンバーは、バットマンに捕まった個性豊かなヴィランぞろいです。
「悪そうな奴はみんな友達」的な世界観で、ヴィランたちは大暴れします。常識も正義もあったもんじゃないですが、首に爆弾を埋め込まれているので、いやいや任務に就くメンバーたち。チームが分裂する危機は常にありながらも、巨大な敵に立ち向かっていきます。
内容は突っ込みどころ満載ですが、ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーが可愛いのを見て癒され、デッドショット役のウィル・スミスがまた世界を救っているのを見て安心します。ウィル・スミスは出てくるだけで「あっ世界は救われた」と感じられる稀有な存在。
あの上司がムカつく!ってなった時に何も考えずに観るのにいいかもしれないです。いい感じに権力者はぶっ飛ばされます。2時間はあっという間でした。
歴代ジョーカーは誰がお好き?
個人的には、ジャレッド・レトのジョーカーが普通のちょっとヤンチャ風兄ちゃんだったのが残念です。歴代ジョーカーでビジュアルは一番似てるのに。
もっとジョーカーは、カリスマ性があって、頭のネジが外れてて、超人的なファンタジーの人であって欲しかったです。この作品は、全体的に悪役の皆さんの人間的な側面を押し出してるので、普通になっちゃうのは仕方なかったのかもしれないですが。
見終わった後、ティムバートンとクリストファーノーランのバットマンが見たくなります。ジャックニコルソンとヒースレジャーのジョーカーです。
そして、やっぱりやっぱりバットマンかっこいいですよね。アイアンマンもかっこいいけど、スーパーマンも素敵だけど、バットマンだよねとなぜかこの映画でしみじみ感じてしまいました。
これから見る場合は、「バットマンvsスーパーマン」を予習してからのがいいかもです。私は最初ごついベンアフレックのバットマンになかなか慣れませんでした。
バットマンはやっぱりスマートな方が好きかな?
スーサイド・スクワッド(2016年/アメリカ)
監督:デビッド・エアー
出演:ウィル・スミス、ジャレッド・レト、マーゴット・ロビー、ヴィオラ・デイヴィス他