お金、地位、名誉。
成功と聞くと何を思い描くでしょうか。成功の定義は人によって違えど、ビジネスや研究、どのような分野においても成功していると言われる人は存在します。分野は違えど、成功している人の行動や考え方に共通点はあるのでしょうか。
心理学者のクラウド博士によると、程度に差こそあれ、以下の10の行動をしないという共通した特徴を持っているそうです。成功している人の「しない行動」を参考に、自分の日々の行動を振り返ってみましょう。
1.うまくいかなかったことに立ち戻る
うまくいかなかった仕事や人間関係。成功している人は、うまくいく新たな可能性がみえない限り、これらに再び立ち戻ることはしません。
2.自分に向いていないことをする
何かをするときに、これは自分に向いてるのか?適任か?といつも問いかけることは大切です。成功している人は、自分に向いていない、これをすべきは自分ではないと感じることはしません。
3.他の人を変えようとする
他の人を変えることはできません。強制的に何かをさせることもできません。誰にでも自由があり、自分にも自由があると感じられると成功へ近づきます。
4.自分はすべての人を喜ばせることができると信じる
人は世界中のすべての人を喜ばせることはできません。喜ばせることができるのは一部の人だけです。自分が喜ばせるべき人がわかると、目的をはっきりと持って生きることができます。
5.長期的にみた利益よりも目先の快楽を選ぶ
成功している人は、長期的にみれば利益があると信じられれば、一時的な苦しさを気にしません。一時的な苦しさを気にして、目先の快楽を選べば、長期的な利益は得られないことを知っています。
6.完璧にみえる人やモノを信じる
人は完璧なモノにひかれます。成果をあげる人、素晴らしい会社。しかし、世界は完璧ではありません。完璧にみえるものに出会ったら、一時停止して慎重に考えることが大切です。
7.全体像から目を背ける
日常の中で成果を上げるためには、全体像を把握することが大切です。成功している人は、1つの出来事だけではなく、全体のストーリーを見ています。
8.注意を怠る
外身がよく見えても、本当にそうか、自分の目で注意してみることが必要です。
9.自分の役割は何か、なぜここにいるのか自分に問わない
仕事でも、人間関係でも、成功している人はここで自分が何を求められているのか、自分の役割を常に問いながら行動しています。
10.自分の内面が外の世界での成功を決めることを忘れる
自分の内面的な豊かさが外の世界の状況を左右します。幸せや満足感は内面的な在り方で変わります。
自分の過去の行動を振り返ったとき、あてはまるものはありましたか?成功している人が決してしない行動を参考に、仕事や日常生活の中で成功していけるよう前向きに取り組んでいきましょう。