冠二郎 とは
冠二郎 とは、1967年に活動をスタートした演歌歌手である。1949年4月23日生まれの埼玉県秩父市出身で、本名は堀口義弘である。1967年にシングル「命ひとつ」でデビューを果たしている。
デビューから10年間で、中々ヒットに恵まれず苦節の時期を過ごしていたが、1977年にテレビ朝日のドラマ「海峡物語」の主題歌となった17枚目のシングル「旅の終わりに」がヒットし注目を集めるようになった。しかし、その後も大ヒット曲には恵まれずにいたが、1992年9月リリースの38枚目のシングル「炎」では、「アイ、アイ、アイライク演歌」の一節が老若男女に受け入れられ、「ネオ演歌」や「J-Enka」、「アクション演歌」として再び注目を集める事になった。それ以来、独自路線の楽曲で注目を浴び、1993年の39枚目のシングル「ムサシ」ではマイクを二刀流で歌ったり、1998年の48枚目のシングル「バイキング」ではゲームのBGMに採用され、1998年の50枚目となるシングル「冠Revolution」では演歌としては初のマキシシングルとして発売している。1991年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たし、2016年には歌手生活50周年を迎えた。