The Doors (ドアーズ) とは

 

The Doors(ドアーズ)とは、1965年から1972年まで活躍したアメリカのロックバンドである。
結成はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスであり、1967年のデビューを経て1972年に解散、そして1993年にロックの殿堂入りを果たしている。メンバーは、ジム・モリソン(Vo.)、レイ・マンザレク(Key.)、ロビー・クリーガー(Gt.)、ジョン・デンズモア(Dr.)の4人編成となっていた。人気絶頂の中、1971年に当時27歳だったジム・モリソンの突然の死によりバンドは空中分解状態となり、残されたメンバー(トリオ)での活動再開や、新ボーカルの加入を行うも1972年12月に正式に解散している。

彼らは当時カリフォルニア大学ロサンゼルス校の映画学科で一緒だったメンバーで結成されており、同級生にはフランシス・F・コッポラがおり、後に映画「地獄の黙示録」では挿入歌に、The Doors(ドアーズ)の「The End」を採用している事も裏話としてよく知られている。
また、グループ名の由来は、18世紀の詩人ウィリアム・ブレイク「知覚の扉(the doors of perception)」と、その本に影響を受けたイギリスの作家オルダス・ハクスリーの同じ題名の著書から名付けられたとされている。
デビューアルバム「ハートに火をつけて(原題:The Doors)」はデビュー作でありながら最高傑作とまで言われており、中でもシングルカットされた「ハートに火をつけて(原題:Light My Fire)」全米1位を獲得し、最大のヒット作となっている。