ピチカート・ファイヴ とは
ピチカート・ファイヴ とは、1984年に始動し2001年に解散した音楽グループである。
最終的な所属メンバーは、小西康陽と野宮真貴の2人編成となっており、およそ17年間に渡って活動していた。
1984年にオリジナルメンバー4人で活動がスタートし、翌1985年に細野晴臣のプロデュースによりシングル「オードリィ・ヘプバーン・コンプレックス」にてデビューを果たしている。以来、何度かのメンバーチェンジを経て、オリジナルメンバーの小西康陽と高浪敬太郎に、元「ポータブル・ロック」の野宮真貴が3代目ヴォーカルとして1990年に正式加入し、徐々に人気を獲得している。1993年4月には、シングル「スウィート・ソウル・レヴュ ー」がスマッシュ・ヒットを記録し、元祖渋谷系として人気を博した。特に同作は、カネボウ化粧品のキャンペーンソングに抜擢されるなど、さらなる楽曲の認知度向上に結びついている。同1993年のアルバム「ボサ・ノヴァ 2001」では、オリコンチャートで最高7位を獲得している。それ以来、活動範囲はアメリカやヨーロッパにまで広げられ、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーがファンを公言するなど、世界中から人気を獲得した。