小曽根真 とは

 

小曽根真 とは、1976年から活動をスタートしたジャズピアニストである。1961年3月25日生まれの兵庫県神戸市出身であり、15歳にしてプロデビューを果たしている。

 

父親の影響で5歳の時からクラシックピアノをはじめ、後にハモンドオルガンに転向し、高校を卒業後、1980年にはアメリカ・ボストンのバークリー音楽大学に入学している。その後、1983年にバークリー音楽大学のジャズ作・編曲科を首席で卒業後し、同年にカーネギー・ホールにてソロ・ピアノ・リサイタルを開催している。なお、そのリサイタルを偶然見に来ていたクインシー・ジョーンズに見出され、CBSと日本人初となるレコード専属契約を結び、アルバム「OZONE」にて全世界デビューを果たす事になる。1996年からは「MAKOTO OZONE TRIO」を結成し、2000年には初のベストアルバム「wizard of OZONE〜小曽根真ベスト・セレクション」をリリースしている。また、2004年には伊藤君子のレコーディングのために、エリック宮城らと共に「No Name Horses」を結成し、2006年には同ユニット名義でアルバムもリリースしている。昨今では、ジャズ以外にクラシック音楽にも取り組んでおり、国内外の主要オーケストラと協奏曲で共演を行なっているほか、テレビドラマや情報番組、舞台音楽、企業CMなどの音楽を担当している。