南海キャンディーズ とは
南海キャンディーズとは、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の山里亮太と山崎静代からなるお笑いコンビである。
2003年から活動をスタートし、結成年の同2003年には早くも「M-1グランプリ」の準決勝に進出し、翌2004年大会では決勝戦に進出し、見事準優勝に輝いている。結成から1年6ヶ月で「M-1グランプリ」への決勝進出は、南海キャンディーズが史上最短記録を保持している。そのほか、同2004年には第25回「ABCお笑い新人グランプリ」で優秀新人賞を受賞している。
2人の芸歴としては、山里亮太 (通称:山ちゃん) がNSC大阪校22期生であり、山崎静代 (通称:しずちゃん) がその1期先輩となっている。芸風は漫才を主流としており、山崎静代のボソッと喋るボケに対し、山里亮太がツッコミを入れるスタイルと、逆にしずちゃんが「メガネ叩き割るよ」と山ちゃんをどつくと言ったネタも人気がある。なお、後者のどつき加減が度を超して実際にネタ中にメガネを壊したこともある。
山里亮太は1977年4月14日生まれの千葉県千葉市出身であり、それに対し山崎静代は1979年2月4日生まれの大阪府出身であり、出身地はそれぞれ異なっている。また、それぞれ南海キャンディーズを結成する以前は別のコンビで活動しており、山里亮太は「足軽エンペラー」でボケを担当、山崎静代は「西中サーキット」でもボケを担当していた。
2000年代中盤で大ブレイクを果たした後は、双方ともタレントしての活動を頻繁に行なっている事でも知られている。昨今ではコンビの形を保ちながらも、山里亮太はナレーターやラジオパーソナリティで名を上げているほか、山崎静代はボクサーとしてオリンピックを目指したり、第30回「日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞したりと幅広く活躍している。