Korpiklaani(コルピクラーニ) とは

 

Korpiklaani(コルピクラーニ)とは、2003年から活動しているフィンランドのヘヴィメタルバンドである。
前身は、1997年から活動していたフィンランドの伝統楽器や発声法を用いるバンド「Shaman(シャーマン)」であり、2003年に名称を変更している。Korpiklaaniの中心人物は、ヨンネ・ヤルヴェラ(Vo.&Gt.)であり、彼は「Shaman」の唯一のメンバーである。バンドは、フィンランドの民族性を売りにしたメタルな楽曲を演奏しており、バイオリン奏者とアコーディオン奏者を含むバンド構成が特徴的と言える。

 

日本においては、独特の邦題でメタルファン以外にも人気を集めており、特に注目される様になったのは、2004年リリースの1stアルバム「翔び出せ!コルピクラーニ(原題は Spirit Of The Forest )」の「酒場で格闘ドンジャラホイ(原題は Wooden Pints  )」であり、邦題が珍妙でなおかつPVが奇天烈ということもあり、インターネット上で注目を集めた。また、これまでは「森メタル」、「旅メタル」、「宴メタル」、「酒メタル」と呼ばれたこともあり、どのジャンルに属するのか迷走していたが、ようやく「フォーク・メタル」に落ち着いている。
彼らの独特な歌詞も特徴的であり、フィンランドの神話や魔女などを扱っており、歌詞を読めば北欧のヘビィメタルをヒシヒシと感じることが出来る。
これまでに複数回来日しているが、2017年には6年ぶりに日本ツアーを行い話題になっていた。