小林沙羅 とは

 

小林沙羅 とは、日本で活躍しているソプラノ歌手である。
幼少期からピアノとクラシックバレエを始め、舞台女優になるべく17歳から声楽の勉強をスタートさせている。東京芸術大学音楽学部を卒業すると、同大学大学院の修士課程を修了し、2010年からはさらなる研鑽を積む為に奨学生や研修員として、オーストリア・ウィーンとイタリア・ローマで修行を積んでいる。

 

2006年の大学院在学中に、日本でのオペラデビューを果たしてるが、2012年にブルガリアのソフィア国立歌劇場にて、欧州でのオペラデビューを成し遂げている。また、ウィーンで開催された「オペレッタコンクール」では2位を受賞するなど、世界的にも高い評価を獲得しており、一時は海外での活動も多く行なっていた。2015年からは活動の拠点を日本に移し、劇作家「野田秀樹」が演出し「井上道義」が指揮をした同年公演のオペラ作品「フィガロの結婚」では、ヒロインのスザンナ役を全国10都市14公演で好演し、圧倒的な演技力と歌唱力で各所から注目を集めた。2017年には「カルメン」ミカエラ役を以って、80年以上もの歴史を持つオペラ団体「藤原歌劇団」にてデビューを飾っている。そのほかにも歌曲のアルバムが2014年と2016年に発表されており、2017年にはアルバム発売記念リサイタルが開催された。なお、国内外の花にまつわる歌曲を収録したアルバム「花のしらべ」は人気作品となっている。