加藤登紀子 とは
加藤登紀子 とは、1965年に歌手デビューを果たしたシンガーソングライターである。
旧満州ハルビン生まれの京都育ちであり、おときさんの愛称で親しまれている。1966年には「赤い風船」で「レコード大賞新人賞」を受賞し、1969年には「ひとり寝の子守唄」で第11回「日本レコード大賞歌唱賞受賞」すると、1971年には「知床旅情」で2度目の第13回「日本レコード大賞歌唱賞」を受賞している。
1988年には、ニューヨークのカーネギー・ホールで公演を行うなど、世界各地へ活躍の場を広げているほか、1992年に公開された宮崎駿監督のスタジオジブリ作品「紅の豚」では、マダム・ジーナ役として声優にチャレンジし、同時に主題歌「さくらんぼの実る頃」とエンディング・テーマ「時には昔の話を」の歌唱を担当している。本作では日本のみならず、作品の舞台となったフランスでもその功績が称えられ、フランス政府からシュバリエ勲章を授与されている。これまでに80枚以上のアルバムをリリースしているが、昨今では若手ミュージシャンとの交流も活発に行なっており、2006年には日本の野外ロックフェスティバルの殿堂「FUJI ROCKFESTIVAL」などにも出演している。2017年に入ってもコンサートへの出演は減ることなく、次々とライブへ出向いており、自身の次女で歌手のYaeとのセッションなども行なっている。