ジョン・ガモー とは

 

ジョン・ガモー(JOHN GUMMOE)とは、アメリカン・ポップス界で知らない人はいない1960年代を代表するヴォーカリストである。1938年8月2日生まれのアメリカ・オハイオ州北東部の都市クリーブランド出身であり、甘くソフトな美しい歌声と数々の名曲を世に送り出して来た。

 

1960年代初頭にアメリカ海軍で出会ったメンバーと一緒に、カルフォルニア州サンディエゴ周辺の基地内のクラブで音楽活動をスタートしている。アメリカ海軍を除隊後は、音楽グループ「ザ・サンダーノーツ(The Thundernotes)」を結成し、活動を行なっていた。1962年には、ビーチボーイズなどのコーラスを中心にした楽曲制作が主流となったことを受け、バンド名を「ザ・カスケーズ(The Cascades)」へ変更している。また、同1962年に「悲しい訳は(There’s a Reason )」で正式にデビューを果たしている。特に注目される楽曲は、1960年代のアメリカン・ポップスを代表する定番曲であり、ジョン・ガモー自身の失恋経験を歌った不朽の名作「悲しき雨音(Rhythm Of The Rain)」であり、オールディーズの定番ソング中の定番として今なお歌い継がれている。1970代はじめにグループは解散してしまっているが、それ以降はソロとしての活動をメインにライブ活動を継続している。