細川たかし とは

 

細川たかし とは、日本で活躍している演歌歌手である。
1950年6月15日生まれの北海道虻田郡真狩村出身であり、北海道に妻子を残して上京し、1975年4月に「心のこり」でデビューを果たしており、同作にて第6回「日本歌謡大賞」放送音楽新人賞のほか、第17回「日本レコード大賞」では最優秀新人賞を受賞するなど、同年の音楽新人賞を獲得している。

 

上述の「心のこり」の「私バカよね~」は流行語にもなっており、第26回「NHK紅白歌合戦」へ初出場し白組のトップバッターを務めている。さらに1982年に「北酒場」を発表するとこちらも大ヒットを記録し、第24回「日本レコード大賞」を初受賞している。また、1983年にはちあきなおみが1976年に発表した「矢切の渡し」のカバー曲を発表すると、またしても大ヒットを記録し、本作で第25回「日本レコード大賞」を獲得し史上初となる2連覇を達成している。それでもまだ勢いは衰える事を知らず、1984年8月にリリースした「浪花節だよ人生は」で第26回「日本レコード大賞」の最優秀歌唱賞受賞し、圧巻の3冠達成を樹立している。また、歌手以外にも、欽ちゃんファミリーの一員として、テレビ朝日の「欽ちゃんのどこまでやるの!」にレギュラー出演し人気を博していた。同番組内では、自身の代表曲「北酒場」をロック調や民謡調にしたり、振りを付けるなど、愛着を持って大いに遊ばれたが、それが観衆にウケて一躍人気を獲得して行った。なお、民謡のマスターとしても知られており、過去には三橋美智也に師事し、民謡三橋流の名取であり、三橋 美智貴の名を貰っている。特に、伸びやかな高音と民謡で鍛えられた肺活量で凄まじい高音を持った歌声は高く評価されている。