二井原実 とは
二井原実 とは、ヘヴィメタル・ミュージシャンである。
1960年3月12日生まれの大阪府大阪市住吉区出身であり、高校時代に軽音楽クラブに入部し、同級生の石原愼一郎と共にヘヴィメタルバンド「EARTHSHAKER(アースシェイカー)」を1975年に結成し、音楽活動をスタートしている。
本格的なボーカリストを目指し「EARTHSHAKER」を脱退すると、佛教大学軽音楽部の同級生である藤村幸宏らとファンクソウルバンドを結成し、活動を行なっていた。その後、ヴォーカリストの実力を評価され、1980年代に活躍した「LOUDNESS(ラウドネス)」に加入しヴォーカルを担当している。「LOUDNESS(ラウドネス)」は日本で絶大な人気を博したが、その人気は日本だけに止まらずアメリカでも人気を得るまでに成長している。しかし、バンドの意向として「ネイティブな英語を操るフロントマンが必要」との理由で、1988年12月に「LOUDNESS(ラウドネス)」を脱退している。それ以降は、1990年にソロプロジェクト「デッド・チャップリン」、1994年には80年代のジャパニーズ・メタルを象徴した有名バンドの元メンバーが集まった「SLY(スライ)」を結成し、音楽活動を行なっていたが現在は両バンドとも解散されている。また、1999年には爆風スランプのファンキー末吉(Dr.)が中心になって結成した「X.Y.Z.→A」に加入し、現在も活動を行なっている。さらに2000年に「LOUDNESS(ラウドネス)」がオリジナルメンバーで再始動し、それに伴いこちらでも音楽活動を継続している。